自閉症だったわたしへ
ドナ ウィリアムズ (著),河野 万里子 (翻訳) ☆☆☆
小さい頃から、疎外感を感じていたドナ。大人になり、自分が自閉症の症状とそっくりであることに気づく。自分が自閉症であるのか、記憶のあるかぎり幼い頃からの出来事、気持ちを書きつづり、半生記を書いたもの。
自閉症患者が自分の内面を素直に語る本。
現在も自閉症で、インタビューを受けるにも色々ルールがあるドナ。
自閉症の人であることを知りながら半生記を読んでいるにもかかわらず、本の中の少女にイラッとしてしまう自分に気づく。ドナが自閉症とわかっていながら読んでいても、これじゃあ、病気であることを認識していない周りからはそりゃあ、理解されないであろうと想像するのは難しくない。こういっちゃあなんだけど、不思議な世界です。